AIと言語化
2026-07-30

NotebookLM(Gemini Notebook)でショート動画を作る方法。無料・3分・日本語対応の設定まで

資料を1つ入れたらAIが1分のショート動画を作ってくれた

「NotebookLMで動画が作れるらしいけど、うちの画面にはそんなボタン出てこない」——その状態、僕も最初そうでした。原因はあなたのアカウントではなく、言語設定です。

この記事では、NotebookLM(最近 Gemini Notebook に名前が変わりました)で縦型のショート動画を作る手順と、実際にやってみてつまずいたポイント2つを書きます。

資料1つ→ボタン2回→1分の動画

僕がやったのは、資料を1つ入れて、ボタンを2回押しただけです。

ナレーションも、絵も、構成も、全部AIが作ってくれました。動画編集ソフトは使っていません。素材も買っていません。撮影もしていません。かかった時間は3分くらい。そして、無料でできます

正直、初めて出てきたときは笑いました。「え、これ僕なにもしてないぞ」って。

Gemini Notebook(旧NotebookLM)とは

Googleが出している、資料を読み込んで質問できるAIです。もともとは「資料を放り込んで質問する」、自分専用の司書さんのようなサービスなんですが、最近そこにショート動画を作る機能が入りました。

やることは3つだけ

手順は3つ。言語設定・Shortを選ぶ・日本語で作ってと書く
  1. Googleアカウントの表示言語に「英語」をメインにする
  2. Gemini Notebook で動画作成→「Short」を選ぶ
  3. 「日本語で作って」と書き添える

「え、なんで英語にするの?」と思いますよね。

日本語の表示のままだと、この機能がそもそも画面に出てこないんです。これは僕の環境だけの話ではありません。Googleの公式ヘルプに、Short形式は「英語のみのサポート」とはっきり書いてあります(あわせて「18歳以上のユーザーのみ利用可能」とも書かれています)。

つまり、日本語の画面にはまだ出しようがない。出てこないのは、あなたのアカウントが遅れているからではなく、そういう仕様なんです。

言語設定の変え方

  1. Notebook右上の自分のアイコンをクリック
  2. 「Googleアカウントを管理」
  3. 「個人情報」→「言語」
  4. 「他の言語を追加」で English(United States)を追加
  5. 矢印ボタンで、英語が優先言語の一番上に来るようにする

ひとつ先に言っておくと、言語設定を変えるとGoogleのサービス全体の表示が英語になります。検索画面のボタンなども英語になるので、驚かないでください。元に戻すのはいつでもできます。優先言語を日本語に切り替えれば元通り。壊れることはありません。

つまずきポイント①:「日本語で作って」と書かないと英語の動画になる

一言書き添えるかどうかで出てくる動画の言語が変わる

画面が英語になっているので、AIも「英語で作ればいいんだな」と判断します。作る前の入力欄に、こう書き添えてください。

日本語で作って

これだけです。ちゃんと日本語で喋ってくれます。逆に言うと、書き忘れると全部英語で出てきます。僕は1本目、まるっと英語で作られました。何を言っているか分かりませんでした。

つまずきポイント②:字幕が□□□になる(今のところ直せません)

声は日本語なのに字幕だけが四角になる

これは正直に書きます。動画の下に出る字幕の日本語部分が、全部「□□□□」という四角になります。文字化けです。日本語のフォントにまだ対応していないんだと思います。しかも今のところ、字幕を消す設定が見当たりません。

あくまでも、この機能は公式には「英語のみ」。日本語で作れてしまうのは、いわば裏口から入っている状態なので、こういうチグハグが出るのは当然なんですよね。

じゃあ使えないのかというと、そんなことはなくて。

「字幕は今はオマケ」くらいに思っておけば、十分使えます。

何に使えるのか

僕がいいなと思ったのは、この2つです。

1. 自分の資料を、人に渡せる形にできる

長い文章って、読んでもらえないんですよね。でも1分の動画なら、見てもらえます。「まずこれ見てください」で渡せる。

2. 自分が理解できているか確認できる

AIが作った動画を見て「あ、そこじゃないんだよな」と思ったら、それは自分の資料の書き方がズレているというサインです。Notebookは資料に書いてあることしか使えません。だから出てきた動画は、自分の資料の鏡みたいなものです。これが地味に効きます。

一番言いたいこと

AIって、「勉強しないと使えないもの」だと思われがちです。

でも今回やったことは、設定を1つ変えて、ボタンを2回押して、「日本語で作って」と書いただけ。それで1分の動画ができました。無料で。

うまくいかない部分(英語になる、字幕が四角になる)もありました。でもそれって、やってみたから分かったことなんですよね。やらなかったら「なんかすごい機能があるらしい」で終わってしまうんです。

完璧に使いこなす必要はないと思っています。触ってみて、変なものが出てきて、笑う。それでいいんじゃないかと。うまくいかないところも含めて、けっこう楽しいですよ。

よかったら、手元にある資料を1つ入れてみてください。3分後には、自分の資料が喋りだします。

りょう
AI講師・言語化コーチ。「AIと言語化は同じスキル」をテーマに、AI初心者の方への伴走と発信をしています。
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