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2026-07-06

AIに何を頼めばいいかわからない人へ。忘れっぽい僕が毎週使う「4つの頼みごと」

AIには「作って」より「見せて」と頼む——忘れっぽい僕を救った4つの魔法の言葉

「AIを入れてみたけど、結局何を頼めばいいかわからない」

この記事は、そんな人のために書きました。
結論から言うと、AIには「作って」と頼むより「見えるようにして」と頼む方が、ずっと簡単で、ずっと効きます。

僕はAI講師として活動していますが、もともとは人一倍忘れっぽい人間です。
どのくらいかというと、自分が作ったゲームをインターネットに公開したことすら忘れていました(後半で出てきます)。

ここで紹介する4つは、かっこいい活用術ではありません。全部、僕の欠点の形をした道具です。
プロンプト(AIへの指示文)というと呪文みたいに聞こえますが、実態は職場のホワイトボードに書く「戻り19時・弁当不要」の走り書きと同じです。誰でも書けます。

発想の転換:「作って」と頼むより「見えるようにして」と頼む方がずっと簡単で、効く

AIに「今日やったこと」を一覧表にしてもらう

道具①:一日の終わりに「今日やったこと」を一覧表にする

夜になると、今日の自分が何をしたか思い出せない。
一日ずっと動いていたはずなのに、「で、何が残ったの?」と聞かれると固まる。心当たりはありませんか。

僕は作業の終わりに、AIへこれを貼ることにしました。

今日(または最近)あなたと一緒にやった作業を、見やすい一覧表にまとめてください。 ・分類ごとに表にする(作ったもの/直したもの/決めたこと/やり残し) ・それぞれ「名前・ひとこと説明・保存場所・状態」の4列で ・最後に「やり残していること」を必ず別枠で出す ・事実だけ書いてください。やっていないことを書かない

本当に効くのは、最後の「やり残し」の欄です。
自分では全部終わったつもりの日ほど、ここに何か残っています。僕はこの欄に、15分で終わる大事な作業を三日連続で思い出させてもらいました。

覚えておくのはAIの仕事にする。これが1つ目です。

AIに「行方不明のファイル」を探してもらう

道具②:「行方不明のファイル」を探してもらう

先日、昔作った自作ゲームを人に見せたくなって、AIに探してもらいました。

昔作った「〇〇」を探してほしいです。 ・パソコンの中から、それらしいフォルダやファイルを探す ・見つけたら「いつ作ったか・最後に触ったのはいつか」も教える ・インターネットに公開済みかどうかも確認する ・ファイルの中身は変更しないでください。探して報告だけお願いします

返ってきた答えに、僕は固まりました。

「見つけました。そして、このゲームはすでにインターネットに公開されています」

……公開してたんです、僕。1ヶ月前に。完全に忘れていました。
人間の記憶より、パソコンの記録の方がずっと正確なんですよね。

ポイントは最後の一行「変更しないで、報告だけ」。これが安全装置です。
探し物を頼んだら部屋を勝手に片付けられていた——みたいな事故を、この一行が防ぎます。

AIに「公開前の最終チェック」をしてもらう

道具③:「公開前の最終チェック」で事故の芽を摘む

作ったものを世に出す直前が、一番怖い瞬間です。
個人情報が紛れていないか。知らないうちに誰かの権利を踏んでいないか。

さっきのゲームを改めて世に出すとき、僕はこれを貼りました。

この【ファイル/作品】を公開しようと思います。公開前チェックをお願いします。 ・個人情報(本名・住所・電話番号・口座など)が中に入っていないか ・他の人の著作物(キャラクター名・画像・音楽)を使っていないか ・怪しい点があれば「どのファイルのどこか」まで具体的に教える ・チェックだけしてください。公開の作業は、私がOKと言うまでしない

結果は「個人情報ゼロ・有名キャラの名前や画像ゼロ」。安心してボタンを押せました。

一番大事なのは最後の一行です。
「私がOKと言うまでしない」——最後のボタンは、必ず人間の手に残す。
AIがどれだけ賢くなっても、ここだけは譲らないと決めています。

AIに「体験の記事化」を頼む

道具④:日々の「体験」を記事化して学びを二度おいしくする

種明かしをひとつ。実は今読んでいるこの記事も、4つ目の頼みごとから生まれました。

今日あなたとやったことを、初心者向けの記事にしてください。 ・読者は「AIに興味はあるけど、まだ使ったことがない人」 ・専門用語は使わない。どうしても使うなら、たとえ話で説明する ・実際にやったことだけを書く。盛らない

やったことをAIに話す→記事の下書きになる→自分の言葉で直す。
体験が発信に変わって、学びが二度おいしくなります。
書くほどのことじゃない、と思った日の話ほど、誰かの「私にもできそう」になったりします。

まとめ:AIへの頼み方は「作って」より「見せて」

頼みごといつ使う何が見えるか
棚卸し表作業した日の夜今日の成果と、忘れてたやり残し
迷子さがし「あれどこ?」の時昔の宝物と、正確な記録
公開前チェック世に出す直前事故の芽。安心してボタンを押せる
記事化何かができた日体験の中の、誰かに効く部分

共通点は全部同じです。AIに作らせるのではなく、見えるようにしてもらう
そして見えたものをどうするか決めるのは、いつもあなたです。

今晩、1つ目の「棚卸し表」だけ貼ってみてください。
表が返ってきたら、「やり残し」の欄だけ見る。それで十分です。

りょう
AI講師・言語化コーチ。「AIと言語化は同じスキル」をテーマに、AI初心者の方への伴走と発信をしています。
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